
月例行事
毎月21日 お大師さま ご縁日
10:00 法要
12:00 お接待(昼食)
12:30 仏教法話
弘法大師(空海)は真言宗の開祖であり、密教の伝来、日本文化への多大な貢献をされました。その教えや行いに感謝し、お大師さまのご加護を願う法要です。
日々の生活を省みて、心を整え、願い事をお大師さまに託します。

毎月22日 愛染明王 ご縁日
10:00 法要
愛染明王は、すべての人々をあらゆる苦しみから救うために、次の十二の大きな誓いを立てたとされています。
1.智慧の弓と方便の矢をもって、人々の心に愛と敬意を芽生えさせ、幸運を授けます。
2.邪(よこしま)な心を清めて善い行いへと導き、人々が良い結果を得られるようにします。
3.「貪(むさぼ)り・怒り・愚かさ」の三つの煩悩を断ち、心を清らかにし、悟りの心を起こさせます。
4.思い上がりや間違った考えから人々を解き放ち、正しい道へと導きます。
5.他人との争いや悪い縁を断ち、穏やかで平和な生活を守ります。
6.病気や自然災害による苦しみを取り除き、信心ある人の寿命を全うさせます。
7.貧しさや飢えを癒し、限りない福徳を授けます。
8.悪霊や災厄から人々を守り、安心して暮らせるようにします。
9.子孫の繁栄や家運の向上を願い、信仰する家族に幸福をもたらします。
10.過去の悪い行いの報いを清め、信仰する者を極楽へと導きます。
11.女性には良き愛とご縁を与え、結婚後には善き子に恵まれるようにします。
12.出産の苦しみを和らげ、子への信仰によって、その子に福と愛らしさを授けます。
上記のお誓いから、ご縁日には「人の愛と煩悩を否定せず、それを力に変える」を願う祈願を行います。煩悩の浄化、良縁成就・恋愛成就、人間関係の改善、商売繁盛・事業成功、国家安泰・家内安全・災難除けなどのご利益を授かります。

毎月24日 お地蔵さま縁日
10:00 法要
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は、仏教で信仰されている菩薩のひとりです。お釈迦さまが亡くなった後、次に仏として現れる弥勒菩薩(みろくぼさつ)が登場するまでの間、仏がいない時代(無仏時代)に、人々を救う役割をお釈迦さまから託されたとされています。
地蔵菩薩の名前は、サンスクリット語で「クシティガルバ(Kṣitigarbha)」といい、「クシティ」は「大地」、「ガルバ」は「胎(子宮)」という意味があります。これを漢字に訳して「地蔵」と呼び、「大地を抱くもの」「大地のように包み込む存在」という意味になります。
日本では、地蔵菩薩は現世に生きる人々だけでなく、地獄に落ちた人々まで救う仏として信仰されています。また、特に「子どもの守り仏」として親しまれています。
地蔵菩薩の七つのご利益(しちしゅりやく)として
速超聖地(そくちょうしょうち)
速やかにすぐれた境地(悟りの世界)へ導かれる
悪業消滅(あくごうしょうめつ)
過去の悪い行いや罪が消える
諸仏護臨(しょぶつごりん)
多くの仏に守られる
菩提不退(ぼだいふたい)
一度得た悟りの道から後戻りしない
増長本力(ぞうちょうほんりき)
本来持っている力や能力が高まる
宿命皆通(しゅくみょうかいつう)
自分の過去の人生(前世)まで理解できるようになる
畢竟成仏(ひっきょうじょうぶつ)
最終的には必ず仏になれる
上記のご利益に基づいて、地蔵菩薩のご加護に感謝し、子供の成長・安全を願い、先祖供養・水子供養を行い、地域安寧・五穀豊穣を祈願致します。

毎月28日 護摩法要
(10:00~)
護摩法要(ごまほうよう)は、煩悩を焼き尽くし、諸願成就を祈るために行われる密教の重要な儀式です。
「護摩」とは、サンスクリット語の「ホーマ(homa)」を音写した言葉で、供物を火に投じて仏や神に捧げる儀礼を意味します。火は智慧の象徴とされ、煩悩や迷いを焼き尽くしてくれると考えられています。
諸願成就(恋愛成就・商売繁盛・合格祈願・家内安全・交通安全など)さまざまな祈願を受付けます。

毎月28日 護摩法要